宇宙に生きる

我々の生活は地球に属し、地球は太陽系に属し、太陽系は天の川銀河に属し、銀河団は宇宙の大規模構造に属している。我々の生活の位置を描写しようとすると、そこには拠り所となる絶対的な中心が存在しないことがわかる。さらに一つの限定されたスケールである我々の社会においても、実はその絶対的な中心となる「人間」は存在しない。無限に広がる宇宙の大規模構造においても、空の周縁に銀河団が張り巡らされ、中心は特定できない。このように中心が不在である構造が世界の無限の広がりを可能にしている。つまり、無我を可能にしている。絶えず空の周縁において暮らすこと、宇宙の構造が空間化された場で生活をすること、これが世界を一つにする術なのではないかとおもう。これを実現する都市・建築空間のコンセプトがUNIVERSEARCである。人は、自身が生活をしている空間を素地としてそれぞれの世界観を膨らませていく。その世界は、大きければ大きいほどいい。大きければ大きいほど、全ては一つになっていく。

UNIVERCEARC