それでは、待望の第三のマンダラ都市「ジャイプル」をご紹介致します。

これがジャイプルの航空写真です!

北インドで生きながらえているマンダラ都市は、このジャイプルのみです。

ジャイプルと先の2都市、マドゥライ、シュリーランガムとの最も大きな違いは、都市の成立年代です。

マドゥライとシュリーランガムは約2000年程前に建設された古代都市でした。あらゆる時代の変化に対応しながら「生きられた都市」として存続し続けている稀有な例です。それに比べてジャイプルは、1727年にジャイ・シン二世という天才的な能力を有したマハーラージャによって建設された、新しい計画都市です。

それでは、ジャイプルを概観してみましょう。

白線で囲った部分が城壁です。そして中心部が王宮となります。

都市の形状をみると、明らかに整然としたグリッドパターンの都市であることがわかります。3X3、ナインスクエアの構成をしているように見えますが、右側の方に不思議な突出があります。

山の上の城砦(ナハルガルフォート)から撮影したジャイプルです。写真左に見えるのが王宮です。グリッドパターンが明確に確認できます。それにしても、この建物の密度には目を見張りますね。実はこのように見える理由にも秘密があります(追って説明致します)。

王宮のある街区をズームしました。周辺の小さな建物に比べて、どれだけ大きいかがよくわかります。そして、都市に穴が開いているかのように公園のようなものが沢山見えますね。

 

これが、3X3のグリッドをつくっている大街路の写真です。

大街路に面する建物の立面はすべて赤砂岩の色に塗られています(ジャイプルがピンクシティと呼ばれる所以です)。そして、道路に面する一階部分にはアーケード(現地ではベランダという)が走っています。

こちらがベランダ内です。朝早かったので、殆どのお店がしまっていますね。11時頃になるとすべてのお店がオープンし、沢山の人で賑わいます。

次回は都市の構成を詳しくみていきましょう。

 

カテゴリー: 建築情報

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